「本当にラッキーでしたね!」と旅行代理店の人、通訳
をお願いしたエージェントの人、ロスアンゼルスの日本
総領事館の人それぞれに言われながら、年間でも一番混
雑する時期の
アメリカ旅行の手配が終わり、旅立ちの日
となりました。その時の私の心境はまだスタートライン
に立っただけなのに達成感で一杯になっていました。
私達が渡航する数週間前イギリスの空港で爆弾テロ未遂
が有り、機内への液体類の持込が非常に厳しくなった時
で、女性の方は化粧水や香水等も持込が制限され文句を
言う方も多数いました。そんな中困ったことが有り、そ
れは父の持病による薬の持込です。父は糖尿病を患い、
インシュリン注射が欠かせません。でも注射は液体で持
込できません。成田でのチェックインでその旨を話し持
込が許可になっていたのですが、搭乗ゲートにはその連
絡が行っておらず、乗り込みを後回しにされてしまい、
結局乗務員に預けて、投薬の時に乗務員に出して貰うこ
とでやっと搭乗が出来ました。
今回のフライトは大韓航空、やっとの思いで搭乗でき落
ち着きました。飛行機での楽しみでもある機内食、大韓
航空の機内食にビビンバが有り、ビビンバは周りの人か
らも進められており、是非食べたいと思っていました。
……が、しかし、私の数組手前で品切れ……
全くついていませんでした。
利用したクラスは当然エコノミークラスですので、食べ
たいといっても出してくれるはずも有りません。以前客
室乗務員の方から聞いた話しで、ファーストクラス、ビ
ジネスクラスはお客様。
「お飲みになりますか?お食べになりますか?お休みに
なりますか?」
だそうですが、エコノミーはお客様というよりも荷物、
「飲め、食え、寝ろ」
位の勢いだそうで、勿論笑わせるための話しにしている
と思いますが、頷ける気もします。
長いフライトの末ようやく上陸した
アメリカ大陸。長年
の夢でも有り、行きたいと思いつつも中々行けなかった
に遠い地でした。
空港に到着し、
カフェで一休みした後予約した
ホテルに
移動……と行きたいところですが、右も左も全く分から
ない広い空港内をさまよい、やっとタクシー乗り場を見
つけ
ホテルへ移動。ふと父親が
「一人で来ようと思っていたけど、これじゃのたれ死ん
でいたかも…」
死にはしないだろうけど、かなり恐い思いや不安な思い
をしただろうなと思います。やはり旅行は綿密に計画を
練るべきですね。
ともあれはじまった4泊6日のドタバタ旅行。この先が
思いやられます。

